2012/05/22

五月は薔薇でしょう

と実感させてくれない今年の五月。

おかしな天候ですなあ。。。

アノニマス十八番の「五月のバラ」、ウ~ン、布施明でどうでしょうか。

では、どうぞ。。。と思ったのですが、動画が途中で削除されたようです。残念ですね。

神学問答「あたりまえ」対「あたりまえでない」

「あたりまえ」になってしまったことをとりたてて述べる、ということはほとんどない。彼らが誇らしげに語ったもの、それは、「あたりまえ」のうえにある礎石であった。

ところが。。。

2012/05/20

罪の告白(Confession)とは何か?贖罪論批判

「告白(Conffesion)する」、という言葉の語義を検索してみたが、どうも釈然としない。

そこで、対照するコンテクスト(文脈)をとりあえずは「マルコ福音書」第1章5節にさだめ、造語の痕跡を色濃く残すドイツ語に迂回してみた。

2012/05/16

福音の「はじまり」とは何か?マルコ

Αρχη του ευαγγελιου Ιησου Χριστου(アクセント省略)
アルー トゥ エヴァンゲウ イェゥ クリス
「マルコ福音書」の書き出しを現代ギリシア語の発音で読めば、およそこのようになる。太字は高アクセント。カタカナ表記ではこれが限界だが、雰囲気のいくぶんかは感じていただけるであろう。

第一単語の「アルキー」は、通常「アルケー」と日本語表記される。

2012/05/15

農夫を生きる知識人

こんな人もいるんだぁ、とお感じいただければ。。。

シェアさせていただいた短い動画もご覧ください。要所要所、わたくしアノニマスが通訳いたします(笑)。

2012/05/12

ハイデガーを超ミニ実験する

ハイデガーは、その主著『存在と時間(SEIN UND ZEIT)』のなかで、
オレが書き出す言葉はサァ、アンタたちが馴染んできた文法とはまるっきし違うんだゼ、そこんとこよろしく!(§ 7 終盤)
とわざわざ注意を喚起してくれています。

2012/05/08

パーキンソン病当事者の病状報告

PD、いや本態性振戦、いや薬剤性(抗精神薬による)PD症候群、いややはりPD。。。

とまあおよそ九ヶ月間、大学病院の神経内科でとっかえひっかえ薬を試してきた。癲癇けいれん抑制剤や統合失調症治療のための薬の転用処方なども体験した。

伊藤仁斎と牧師説教と霊性

(以下の記事は、2006年執筆原稿の一部を抜粋・修正したものである)

元禄六年(1693年)、すでに体裁を整えていたと考証されている伊藤仁斎の「童子問」という書籍のなかに、じつに感銘深い一節がある。

2012/05/06

韓国キリスト教のハイデガー受容度

試しにキーワードをざっくり、「ハイデガー キリスト教(하이데거 기독교)」、にして検索してみたところ、
日本語のページ数 253,000
韓国語のページ数 582,000
と表示された(Google昨日現在)。

2012/05/04

復活証言とは何か?その土着性

復活後のイエスの言動に関する福音書の記述は、原始教団教派の教書的創作である、とまずは申し上げておきたい。

復活したイエスの言動を三人称で描きえた筆記者は「全知(Omniscience)」である、と考えるのが物語論(Narratology)の常識だからである。