2012/05/08

パーキンソン病当事者の病状報告

PD、いや本態性振戦、いや薬剤性(抗精神薬による)PD症候群、いややはりPD。。。

とまあおよそ九ヶ月間、大学病院の神経内科でとっかえひっかえ薬を試してきた。癲癇けいれん抑制剤や統合失調症治療のための薬の転用処方なども体験した。

いずれにせよ、中枢神経系に直接作用するいわば劇薬ばかりであったので、脳味噌はぐちゃぐちゃ状態のはずなのだが、なぜかしら最近は、もうどうでもいいや、とへらへらした気持ちになってきている。とにかく、へらへらした気分なのである。

苦しむエネルギーが減少してきたのかも、ととりあえずはへらへらと自己分析。

現在は、メネシット配合錠100を朝・昼・晩に、ビ・シフロール錠0.5ミリを朝に服用。

二週間ほど前よりピ・シフロールを0.5ミリに増量しているが、以来、吐き気が止まらない。一日中胸のあたりがむかむかする。昨日、少し痩せた?と心療内科の婦長に問われたが、説明するのがおっくうになり、へらへらと笑ってすませた。


さて、最大の症状である右半身振戦への効果だが。。。

上記の薬を服用して一時間ほどすると、頭のなかがボワーンとしびれてくる。モワーンとしたやや強い眠気がそれに伴う。

この状態で静かに横になると、振戦はたしかに緩和していく。

ただこの眠気に耐え、たとえば散歩、たとえばネット、たとえば人と談話、となるとガタガタとふるえだす。そうしよう、と意識しただけでふるえだすのだ。以前のように、跳ね飛ぶような激しい症状は抑えられているようだが、止まることはない。

いずれにしても、効果の持続時間が非常に短い。およそ一時間程度である。あっというまに、強いガタガタが開始してしまう。

朝よりも昼、昼よりも晩にかけ、服薬しているにもかかわらず、振戦は強くなる。就寝時は、枕の上の自分の頭までビクンビクンと左右にけいれんする。まるで脳そのものがひきつけを起こしているかのようである。強い不快感を覚える。布団の中の右半身ももちろんガタガタ。これが一日のピーク。おさまるまで二時間はかかる。

以上、およそのところを記録しておく。

PDは進行性の難病。治るとは思っていない。またそう祈ったこともない。

ただ、へらへらがもっと続けばいいのになぁ。。。とは思う。

そんなわたしを、わたしはとても愛している。

人をまともに愛せなかった愚かなわたしがである。

In Jesus name, A-men

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