2013/02/11

ニーチェ箴言散策集・私家版 (8)

ニーチェ箴言散策集
Friedrich Nietzsche
『ニーチェ箴言散策集』(2008.02起稿 2008.07脱稿 Mr. Anonymous)


95節から99節をどうぞ。。。既投稿分閲覧右サイドバーリンクから。


原文・翻訳からの引用は、「報道、批評、研究目的での引用を保護する著作権法第32条」に基づくものです。ドイツ語原文は、"RECLAMS UNIVERSAL-BIBLIOTHEK Nr.7114"、日本語訳は、木場深定氏の訳に、それぞれ依ります。

2013/02/08

What is the "facticity" ?


Take a closer at these gears, please...

The biggest gear certainly looks like the main source that is putting each small gear in motion. While doing so, I get confused in my perception whichever gear works the other gears. Soon...all gears slowly begin to dissolve into somewhere, and finally only the power of the generating overwhelms me.

It is not until people despaired of their lives or are taken seriously ills that they learn words are of little use. Theist or atheist, they cannot exist even for a bit without just about the inexplicable power.

I'm afraid we modern human beings have totally forgotten that fact.

2013/01/11

ヘーゲル「有論」が暴く!「創世記」冒頭の誤訳

河出書房新社版
エンチュクロペディー
八十七節冒頭部分
1970年代初頭に20歳代~30歳代を生きておられた方々にとって、ヘーゲル(1770-1831)という人物の名は懐かしくも響くことであろう。

この世代の方々は、60年安保闘争をまのあたりにした方々、またはアンガージュマンした方々、あるいは70年大阪万博の狂乱のさなか日米安保条約が自動延長されたその時代を生きておられた方々、その翌々年の72年、軽井沢は浅間山山荘での連合赤軍事件と時空を共にした方々、その後第4インターナショナルにまで四分五裂した学生運動、さらには民族運動末期の不穏のただなかにおられた方々、などである。

わたし自身は、後者の初代に属していた。復員兵が機縁となった団塊世代の直後にもあたる。

しかし同時に、ドイツ観念論の終焉ヘーゲルの著作自体をまじめに読んでいた人も、今思い返せばほとんどいなかったようにも記憶している。

その事情は、しごく簡単である。

2013/01/08

ニーチェ箴言散策集・私家版 (7)

ニーチェ箴言散策集
Friedrich Nietzsche
『ニーチェ箴言散策集』(2008.02起稿 2008.07脱稿 Mr. Anonymous)


90節から94節をどうぞ。。。既投稿分閲覧右サイドバーリンク便利。


原文・翻訳からの引用は、「報道、批評、研究目的での引用を保護する著作権法第32条」に基づくものです。ドイツ語原文は、"RECLAMS UNIVERSAL-BIBLIOTHEK Nr.7114"、日本語訳は、木場深定氏の訳に、それぞれ依ります。

2013/01/07

起きろ、アノニマス!

はや七日。。。

読者様をほったらかしにして
何をしているのかと思いきや
「十字架の現象学」著者アノニマス
寒さに弱くてお布団から出られなかったとのこと。

どうやら
ガオゥー
と吠えそうな気配ですよ。
ほんとわがままですよねぇ。
(笑)
(笑)
(笑)
明日からいよいよ更新開始です。

RSSリーダーの読者様
ブロガーの皆様
+1のフォロワー様
なんだ、このブログ?と憤慨された訪問者様
そして
心身に起こる不可思議な病に翻弄されてこられた大切な方々

気長に気長に
アノニマスとお付き合いくださいますようお願いいたします。

今年も時々カラオケます。
カンツォーネ
などいかが?

2012/12/30

「十字架の現象学」著者からの感謝

当ブログ「十字架の現象学」ユーザー様へ

皆様方のご熱心に心から感謝いたします。

2013年も著者らしく
命ある限り
投稿配信いたします。
よろしくお願い申し上げます。

著者:アノニマス(通称・An)


2012/12/24

パウロ聖使徒の背理法・回心者の間接証明 (2)

聖パウロ回心者使徒の背理法功罪
ギリシア語聖書(UBS)
手沢本ドイツ語聖書
前回、聖使徒回心者パウロが「在ローマ属国ユダヤ人二世」であった、という既知事項をこと新たに強調させていただいた。

それは、パウロの「居心地の悪さとしての根源的な被投的世界内存在(das ursprüngliche geworfene In-der-Welt-sein als Un-zuhause)」性(注)とでも言うべき深刻極まりなき二重拘束的状況あるいは体験が、四方を海に守られてきたわたしたちの歴史体験には存在しないからである。極言すれば、残酷な「村八分」をたえず同期的に抱え込むことで演出されてきた(そして今なおされている)このNIPPON国の摩訶不思議な村共同体の「和」の狡知を隠蔽して語られるパウロなど、パウロであるはずがない、と強く感じているからでもある。
(注)『存在と時間』第五十七節 渡辺二郎訳